肉食バーガー 草食バーガー

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朝起きたら一人だけ取り残されていたという時には、パンを食べることが多い。最近は超熟をよくたべる。小林聡美の真似をして二つに割るのはDIYな気分を盛り上げてくれていい。だけど料理が全くできない僕は卵やベーコンを焼くのは諦める。冷蔵庫の5枚パックのハムととろけるチーズがあれば大丈夫だ。片っぱしからはさめばいい。それが無いときは夕べの残り物をはさめばいい。CMのようにパンに乗っけるだけだと床に落として朝から嫌な気分になる。シーチキンの缶詰丸ごとひとつ使ってしまうと朝から相当に贅沢な気分に浸れる。パンを食べながら新聞を読むとホームドラマの気分までも味わえる。ひとりとりのこされるのも実は楽しい。

正しいカレー

私は優等生だから「正しい」ということに安心する。正しいというだけで安心し、正しくないというだけで不安になる。なにをみてもそれが正しいかどうかと真っ先に考えてしまうのだ。それは正しいのだろうか。

カレーには四つある。「左がカレーで右がライス」、「左がライスで右がカレー」、「手前がカレーで奥がライス」そして、「手前がライスで奥がカレー」だ。見た目に正しいのは手前と奥に分かれるパターンだと思う。左右にカレーとライスが配置されるのはどうもバランスに欠けると思う。人間は左右のシンメトリーに安心を感じるものだ。だけど実際に食べる時となると話は別だ。左にライスで右にカレーを持ってきた方が食べやすいと思う。カレーライスは、カレーとライスの境界線で食べるものだ。そして日本人は箸をスプーンに持ち替えたところで、箸の使い方しかできないのだ。スプーンを手前や奥に押したりするのは苦手だ。だからたぶん、右にあるカレーを左のライスに持っていくのが正しいだろう。

ただ、レストランでカレーを注文するとカレーを手前に向けてを持ってくるウエイターが多い。美的に正しいからだ。だけど、私は思わずウエイターを目を遣る。視線がこちらをむいていないのを見計らって90度だけ右に回転させる。この90度の回転というのは正しいのだろうか。だけど多分、全国のレストラン、洋食屋、カレー専門店で行われているに違いない。私がカレーを90度回転させているとき、別の場所で誰かが90度回転させているのだ。カレーを食べようという瞬間、私は見知らぬ誰かとシンクロしている。カレーってなんと楽しい食べ物なのだろう。

牛丼屋のカレー

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実は私は牛丼があまり好きではない。牛丼が好きでないのか牛丼屋が好きでないのかははっきりしない。柳ケ瀬の吉野家にいい思い出がないのは確かだ。狂牛病騒ぎで牛肉絶滅の危機なんていうときに、牛丼屋に行列を作るひとの気持ちは全くわからなかった。それは自分が牛丼を好きでないことを知っていたからだろう。ただ、あの騒動のおかげで、牛丼以外のメニューが増えたのはうれしい。

いつの間にか帰り道にできていたすき家に立ち寄った。そこで、食べたのがカレーなのだ。牛丼屋のカレーがなかなかおいしかった。もはや牛丼なんてメニューにいらないと思う。店に入ったのも看板に牛丼と並んでカレーと書かれていたからなのだけど、看板に書くぐらいだから昔からやってたのだろうか。なか卯は看板にいろいろ書いてあって牛丼屋なのか何屋なのかわからないけれど、すき家は牛丼とカレーだけが書かれていた。

すき家に入ったのは初めてだったけど、店内は悪くなかった。広々としていたのが良かった。ただたんに郊外にあるから広かっただけかもしれない。24時間禁煙だし、カウンターではない席もあるし、それになにより水が麦茶だ。はじめは汚れたコップに水いれてきたのかと思ったので、突き返してやろうと思った。紛らわしいから気をつけないといけない。その店はドライブスルーが人気みたいで店内で食べる人数よりも多そうだった。ドライブスルーで牛丼なんて買ってどう食べるんだろう。ハンバーガーみたいには食べられないだろうに。ゴミはどうするんだろう。家に帰ってから食べるんだろうか。

ところで、すき家は店舗数で吉野家を抜いてナンバーワンらしい。吉野家が一位だというのは全くの思い込みだったなんて、そんなこと今日まで知らなかった。松屋はどこに行ったのだろう。松屋は味噌汁がついたはずだ。カレーにも味噌汁がつくのだろうか。カレーは好きなのでおいしいカレーなら食べてみたいと思う。すき家でのカレー体験は今後も、いろんな牛丼屋でカレーを食べてみるきっかけになりそうな気がする。